夏本番直前にしてエアコンが壊れた。
直前も直前。だって梅雨明け前日の7/30だったから。
翌日の気温は35℃。死ねる。最初に体力の無い者(老人子供)から死ぬだろう。
結局ダイキンの修理屋さんが来てくれて基盤を1枚交換したら直ったけど、もう日本はエアコンが生命維持装置となっていることを痛感した。
症状(エアコンの壊れ方って気付きにくいのね)
まず違和感を感じたのは2日前くらい。
私は朝一人でリビングで本を読んでいた。
梅雨の終わりで湿気はあったが気温は涼しくエアコンは切っていた。
目を覚ますために窓を全開にして空気を入れ替えながらくつろいでいた。
しばらくして長男(ゲーマー(7))が起きてきた。
早朝なのでまだまだ涼しい。
・・・ゴロゴロしているゲーマー(7)。
・・・・・・本を読む私。
・・・・・・・・・しばらくして、エアコンがついていることに気がついた。
(あれ?俺つけてないよな?窓開けてるし。)
ゴロゴロしながらゲーム雑誌「てれびげーむ」に夢中のゲーマーを睨め付けて、
(ゲーマーめ・・・こんなに涼しいのにエアコンつけやがって。窓も全開なのにもったいない! ブツブツ・・・)
などと勝手に決めつけたものの証拠はないので、軽くイラつきながらエアコンを切った。
〜〜翌日〜〜
リビングで本を読んでいたら、家電を動かした音(ピッってやつ)が聞こえてきた。
家族はみんな出かけていて家には自分しかいない。
でも最近の家電はいろんなタイミングで音が鳴るからあまり気にせずにほっといた。
(食洗機は乾燥完了時に。ヨーグルトメーカーもヨーグルトができたよって教えてくれる。冷蔵庫は開けっぱなしだと閉めろと言ってくるし、話しかけてないのにSiriが突然返事をしてくることもある。)
それからしばらくして、消えていたはずのエアコンがついていることに気がついた。
(これ昨日もあったヤツや・・・)
とりあえず切ろうと思ってエアコンに近づいた瞬間
エアコン「ピッ」
俺「えっ」
止まるエアコン。
もちろん私はエアコンにもリモコンにも触ってない。
理由はわからないがうちのエアコンは勝手についたり消えたりするようになったらしい。
(ゲーマーよ、疑ってすまんかった。愚かな父を許してくれ・・・!)
その後も不定期にONーOFFを繰り返し(1分のときもあれば30分のときもあり)、私は我慢できずにコンセントを抜いた。
彼は口を半開きにしたまま動きを止めた。
その様子はどこかだらしなく、哀愁を漂わせていた。
修理(アフターサービスって素晴らしい)
さらに翌日の7/30にエアコンメーカー(ダイキン)のHPから修理の依頼(必要事項を入力するのみ)をしてみたら、修理訪問予定日が当日を選択できる。
これはかなりありがたい。
修理業者のヤハギ(仮)さんは特にできる人で、症状から不具合部品を特定し手配をかけて翌日に再訪問してくれて、修理完了。
修理内容は非常に簡単で、「室内機通信基盤(リモコンとの通信や室温検知する)」という数cm角の小さい部品を一つ交換しただけ。
しかも料金を支払おうとすると、
「症状が出たり出なかったりで完治したか微妙なので、1週間様子見ましょう。支払いはその時で結構です。」だと?
一回支払うと、症状が再発した時にまた一から受付しなきゃならないし、別の担当者が来るかもしれない。料金も追加でかかる。
ヤハギ案だと点検・修理・支払いで計3回訪問することになるのに出張費は1回分。
あんたは神か。
おかげで合計料金は1万以下。
最初は「ダイキンって品質が良くて壊れにくいって聞いてたのに・・・」と思ったけど、7年以上使って1万円くらいなら許容範囲内と思う。(本体価格は22万くらいだったので5%)
むしろこんな早くて親切で安価なアフターサービスは製品の品質と同じか、それ以上に素晴らしい。
これからもエアコンはダイキンを選び続けようと思う。
【備考】延長保証って必要?
今回の私のケースで言うと、延長保証に入ってなくて良かったと思っている。
延長保証とは、メーカー保証期間にプラスして販売店が付ける有料のサービスで、ヤマダ電機とか家電量販店の10年保証などがそれにあたる。
通常、メーカー保証期間(物によるが1年くらい)を超えると、修理費用は有料になってしまうが、延長保証に入っていれば無料になる。
もちろん延長保証に入っていれば、今回の修理費用は無料だったので1万円得したことになるが、延長保証に入るための費用はもっと高額だったはず(うろ覚え)。
基本的に、過剰な保険や保証の費用はカットすべきコストだと思っているが、高額な製品で致命的な故障が発生する可能性がある時は入るべきかも。そんな製品は持ってないけど。
人間でいうところの保険みたいなイメージで、入っておけば、高額修理の時は非常に役に立つが、期間内に故障しなければ払い損になる。
「メーカー保証期間を超えた後、買い替えまでの間に、どれくらいの頻度で、どれくらいの金額の修理が発生するのか」
と
「延長保証の料金」
を比較して、リスクを考える必要がある。
注意して欲しいのは、故障原因が製品(今回のような基盤の故障)であっても、メーカー保証期間(1年)を超えると、修理は有料になること。
当たり前だけど、ここを勘違いしている人が多い。
品質の良い日本製品に慣れているからかもしれない。
以上
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