【子育て/お出かけ】子供と出かけて良かった公園(その4:一宮地域文化広場 フィールドアスレチック)

公園
一宮地域文化広場 施設案内-一宮地域文化広場・尾西文化広場 ウェブサイト
愛知県一宮市の自然林を取り入れた緑豊かな憩いの場・学習の場「一宮地域文化広場」のウェブサイトです。有隣会館、プラネタリウム、アスレチック、プールなどの「一宮地域文化広場」とふれあい会館、テニスコートなどの「尾西文化広場」の情報を記載しています。

一宮地域文化広場は公園というより、”いろいろな子供向けの施設”が合体したよく分からない広場だった。

いろいろな設備とは、フィールドアスレチック・プール・プラネタリウムと、小学生以下の子供向けの設備で、無料〜数十円で利用できる。

今回はフィールドアスレチックのみの利用だったので、そこだけの記事になります。

一宮地域文化広場のフィールドアスレチック

  • 広さ  :全体は広いがフィールドアスレチックだけなら小さめ。外周を歩いたら10分くらい?
  • 難易度 :簡単。小一の長男でコンプリート可。4歳の次男でも8割。大人には物足りない…
  • 混み具合:郊外の住宅地にあり規模も小さい割には賑わっていた。もっと空いてて欲しい。
  • 良い点 :無料(駐車場も)。自然の中にあり気持ちいい。アスレチックの難易度は簡単だが作りはしっかりしていて、構成や設定がよく考えられていて独創的で面白い。
  • 悪い点 :高難易度のものが一つもない。中高生は楽しめない。大人の運動不足解消も期待薄。
  • 安全性 :低い。だがそれがいい。子供の怪我は100%親の責任だ。しっかり目を光らせながら、怪我をしない範囲で無茶をさせる、親の技量が試される。

アスレチック紹介

全18種類(No.10は使用禁止)のアスレチックは前半9種と後半9種で大きく2つにテーマ分けされており、前半は物理の世界を体感できる”実験”シリーズ、後半は”宇宙の冒険”をテーマにしてあるようだ。

なんとなく、製作者の意図はわからんでもないけど、看板に書かれた説明文を読まないとやっぱ分からん。

全体的に難易度は低いものの、後半に進むほど段々難しくなる仕様で、特に11、16、18が高所系で面白かった。
とは言えやはり小学生向けと言った趣で、幼稚園児〜低学年の子供が沢山いた。

準備運動

準備運動にもならないただの円状に置かれた丸太。
と思いきや、3歳の次男は3周くらいしていたのでそれなりに楽しかったよう。

てこの実験

3つのシーソーを歩いて渡るタイプの遊具。

写真の絵だと分からないが、実物にはかなり立派な丸太が使われており、丸太1本1本の重量は相当なものと思われ、7歳の長男が端っこに乗っても降りてこなかった。大人が乗ってやっとゆっくり降りてくる感じ。

バランスを取ると浮遊感がありちょっとだけ面白かった。

重心の実験

デカいヤジロベエが背の高い杭の上に乗っていて、回したり傾けたりしてもバランスを取って落ちません、というもの。

写真の図は子供がヤジロベエを持ち歩いているが、ヤジロベエ自体がかなりデカい上に重く、杭の高さが1.2~1.5mくらいあるので、とても子供には移動させることはできない。

特に遊ばなかった。

力のモーメントの実験

力のモーメントを体感できる遊具。
中心から離れるほど、回すために必要な力が小さくなる。懐かしい…

コンセプトは面白いと思うが、遊具としては面白くないだろう。
と思っていたら結構子供に人気あり。小学生にモーメントってわからんだろ…

次男は回せる棒には手が届かず、それでも丸太の上をグルグル歩き回っていた。
”1.準備運動”と言い、円状に丸太を並べただけだと思うんだが何が楽しいのか…

滑車の実験

これは滑車の機能が体感できてとても良い。

学校の教科書によく出てくる滑車が機能すると、本当に力が要らなくなるのが一発で理解できる。
当然その分、倍の長さを引っ張らないといけないので運動量は同じになるという事も、自分自身の疲れ具合で体感できる。

この公園の周辺の学生は、滑車の問題は満点間違いなしだろう。
学生の方で滑車の問題に苦戦している方は一度訪れてみて欲しい。

「それだけのためにこんな公園まで足運ぶほど暇じゃねーよ!」
と思われるかもしれない。でもよく考えて欲しい。

それだけのためにこんな遊具(?)まで作ってしまった人がいるのだ。
製作者はよほど滑車の問題に苦労したに違いない。知らんけど。

慣性の実験

これは”5.滑車の実験”とは打って変わって全然実験にならない。全然慣性が働かない。
見た目はすごい心をくすぐられるのに、実際にやってみると全然的まで届かない。すごいフラストレーション。
看板に”子供が余裕で的にぶち当てている絵”が描かれているが、どんだけ肩強いんだよ。

ワイヤーがたるんでるのと、滑車の滑りが悪いのと、的までが上り傾斜になっているのとで、大人が全力で投げつけても全然届かない。

悔しいので何度も全力で投げつけていたら肩を痛めた。
それでもマトには届かないので終いには台から降りて走って投げつける始末。
でもそれでやっと届いたので少しは溜飲を下げることができた。
大人がこんな遊具に負ける訳にはいかないのだ。思い知ったか。

ところで、今この記事を書いている時に気付いたのだが、右の写真の右端に

「この遊具の使用は大人の方は、ご遠慮ください。」

と書かれてた。ごめんなさい。

でも左の写真には「15歳から」と書いてあるんだが、この遊具の対象年齢幅狭くない?

ふりこの実験

これは実験としてはあまり意味ないと思うが、遊具としては優れてると思う。

小学生低学年くらいにはちょうどいい難易度で、上手くできるとアクロバティックな忍者みたいな動きが出来て楽しくなってくる。

小1の長男も、ギリギリ戻ってこれるか来れないか、と言った感じで、かなり気に入った様子。何度も遊んでいた。

ロープにぶら下がって、キックできる壁があるだけなのだが、あまり見ない遊具で大人も楽しめた。

遠心力の実験

これは写真では伝わり難いと思うが、かなり傾斜がきつく、奥の方は大人でもバランスを崩しそうになる。

案の定、次男が転んで真ん中まで転がって泣いた。

でもその後10周くらい付き合わされたので面白かったみたい。

小学生がサーキットの如くグルグル走り回っており、コース取りが難しい、非常に戦略性が高い遊具だ。

まさつの実験

これは見た目は面白そうだったのだが、あまりよろしくなかった。

紐でぶら下がっている丸太が重いせいで子供が遊べず、大人が一緒に登って丸太も引っ張り上げないとならない。ただの重労働をさせられた。

まさつの違いもイマイチ体感できず。

小学生高学年なら遊べるのかも?

宇宙ロケットで出発(使用禁止中)

こちらは閉鎖されており使用禁止。楽しそうだったのに残念。

宇宙遊泳

多分この公園で一番の目玉遊具がこれでしょう。

実物は写真よりさらに大きく感じられるし、登るとかなり高く感じる。

高いところが好きな長男でも怖いと言っていたが、自分が登りたかったので付き合わせた。

網の部分は白いロープと緑のロープの2種類が使われており、緑の方は比較的密に編まれているので安心感があるのだが、白い方は大人でも抜け落ちるくらい疎に編まれており、足を滑らせると普通に落ちれる。

このご時世に珍しい、危機感が感じられるありがたい遊具だ。

こんな危険な自己責任が要求される遊具が、なんとか生き残って欲しいのもだ。

太陽系わたり

こちらは幼児でも楽しめる難易度最低の遊具で、小さい子供で渋滞していた。

うちも下の子が気に入ってグルグル回っていた。

何本か長い杭も混ざっていて、そこが難関らしく、頑張って地面に落ちないように進もうとするのが可愛い。

バランスを取りながらヨチヨチ進んでいるところに、横からツンツンするのが捗る遊具だった。

北斗七星わたり

看板の絵の通り「足は丸太、手はロープ」のルールを守って遊ぶと大人でもかなりキツい。

丸太の方がロープより高い位置にあるので、かなり前傾姿勢で横に進まなければならず、体重の軽い子供の方が上手に遊んでいた。

と言うかこの遊具で遊んでいる大人は自分ともう1人の2人しかいなかった。

まぁ尻を天に向けながら横に移動する姿を衆目に晒すのは誰でも恥ずかしいだろう、私だってもちろん恥ずかしかった。
でももう1人のチャレンジャーであるお母さんは、恐らく30代前半と思われ、体型もスリムとは言い難かったが果敢に挑戦していて非常に好感が持てた。

こんなお母さんばかりなら公園に出かけるお父さんも激増すると思うのだが、そんな夫婦で溢れる公園など今度は子供が寄り付かなくなってしまう。
あちらを立てれば此方が立たず、上手くいかないものである。

カシオペア座めぐり

これも幼児専用遊具で下の子が尻を擦りながらよじ登っていた。

天の川わたり

あまり珍しくない遊具だが、丸太があまり揺れないように作られており、3歳の次男がなんとかクリアできるのはありがたかった。

それにしても看板の絵なんとかならんかったのか…実物と違いすぎるだろう
逆にやってみたいわ。

月のみちかけ

これは見た目のインパクトがあり、やってみても結構怖くてよく出来た遊具。

小1の長男は余裕でクリアしていたので、高さの割には簡単。
手や足をかけるための短いロープが難易度を下げてれている。

私も年甲斐なく登ってみたのだが、一番上の穴から反対側に出た瞬間、他の子のお母さんと目があって非常に気まずい思いをした。これだから公園の遊具ではしゃぐのはやめられない。

UFOわたり

これは他の公園にもよくあるので割愛。
とは言え相変わらず看板の絵とのギャップが気になる。
遊具のロープが途中から継ぎ足されており、その長さがまちまちなので、以前は絵のように足場が配置されていたのかも。

地球帰還

これまたよくあるジップライン…

かと思いきや、スタート地点が結構高い。右の写真の通り、2m近い高さからスタートする。

そのおかげで難易度と恐怖心が増強され、ただでさえ人気のジップラインがさらに混み合っていた。

しかも2ラインの内、手前の1本が撤去されており、混雑に拍車をかける。

流石に小学生に混ざっておっさんが並ぶことはできなかったので諦めたが、
この高さからスタートするスリルを味わえる無料のジップラインもそう無いと思うので、是非お子さんにトライさせてあげて欲しい。

まとめ

看板と実物が違いすぎるが、それがいい味出してる。

以上

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