秋なので、毎週どこかしらの公園に出かけざるを得ず、しかも新しい公園を求めるもんだからどんどんネタ切れになる。
しょうがないので高速道路まで使って、ちょっと足を伸ばして愛知県弥富市の「海南こどもの国」なる公園へ行ってみた。
行く公園行く公園、全部褒めすぎなのは自覚しているのだが、「海南こどもの国」もめちゃ良い公園でした。
海南こどもの国
遊具がイイ!
遊具がたくさんある。
ブランコや滑り台とか、そう言う単独の遊具ではなく、大きめのアスレチック見たいな奴が4つあって、それぞれが普通の公園にとってはエース級の遊具だと思う。
ウェーブ状の交差トラック(正式名不明)
うちの子供は公園につくなりこいつに向かって全力で走り出し、10分くらい行ったり来たりして走り続けていた。
見ている方も見失わないし、結構面白い。(こんな遊具見たことないし)
見ての通り一番高い端っこまで登ると反対側に落ちる可能性があると思うのだが、そんなことまるでお構いなしのぶっとんだフォルム。最高。
都内だったら速攻使用禁止になるに違いない。
公園だけに限ったことじゃないが、最近の安全性への異常なこだわりに辟易しているちょっと変わった親御さんには受けが良さそうだ。
子供もリスクがある遊具を好むのか非常に人気で、定員の数倍と思われる子供たちであふれていた…
もっと空いてたら自分も遊べたのに!
蛸足展開型三層構造網状遊具
これも非常に人気で子供達がごちゃごちゃしながら遊んでた。
なんと言っても小さい子供が簡単に登れるのがありがたい。
外側に何個も橋が伸びていて、そこから歩けば簡単に遊具の上に登ることができる。
ただ、こちらも安全性なんて知ったこっちゃないと言う出立で、橋には手すりなんてものはなく、よそ見してたら足を滑らせること請け合い。最高だ。
特にうちの次男は運動神経が切断されている上に注意力がマイナスなので、ほっといたら簡単に落っこちると思われる。まぁこの程度の高さなら骨も折れないだろうし、上述のウェーブ状交差トラックより余程安全か。
でもどう考えても手すりを付けさせようとする勢力はいるだろうに…
そんな話の通じない勢力から、危険な遊具を守ってくれている弥富市公園担当職員の方々には心から敬意を表したい。
チンアナゴハンガー(仮)
こいつは完全に弥富市公園担当職員の悪ふざけだ。まず見た目が危険すぎる。
ご覧の通りの出立ちで、小学生男子のハートをガッチリキャッチすること請け合いだ。
しかも一見しただけではどうやって遊べばイイのかよくわからない。創造性が問われる遊具だ。
たまたま見かけた小学校3〜4年生くらいの男子は、こいつの根元からしがみ付き、全身を使ってよじ登って、あと少しで頂上と言うところで尻から落っこちていた。
かなり面白い絵だったが、本人は全く気にした様子はなく、お尻の砂を払って走り去っていった。
また、特に人気だったのは2本のチンアナゴにロープがかけてあるタイプのもので、このロープの上に乗ってバランスをとりながら上下に激しく揺らし、最後にジャンプで飛び降りるのが流行っていた。これはわんぱく坊やにはたまらない遊びだろう。さすがに小一の息子には難しく、羨ましそうに眺めていた。
足漕ぎゴーカート(50円)& 足漕ぎボート(50円)
こいつは安い。
安いので両方乗せてやった。
まずはゴーカート。こいつはコースが長い。
3歳でも乗れるカートがあったので、ウチの次男を乗せてみたらスタートからゴールまで親が押す羽目になり、めっちゃ腰にキタ。
そしてコースが長い。押しても押してもゴールにたどり着けない。
次男は次男でハンドルを好き勝手回すせいでコースの両サイドにぶつかりながら進む。普通にまっすぐ進む場合の2倍くらいの距離がかかった気がする。アラフォーの腰は限界を迎えた。
その点、足漕ぎボートはコースなどないので安心だ。広めの池の中を縦横無尽に漕ぎ回る。
長男と2人で乗ったのだが、既に自転車を上手に乗りこなす長男に任せれば楽ができる。しめしめ。
…と、思ったのも束の間、
適当にグルグル回っていたら停泊所から一番離れたところに来てしまい、気付いたら10分間の制限時間終了間近で大急ぎで戻ることに。
息子と一緒に力を合わせて漕ごうと思っても、小一の子供とそんなにうまくタイミングを合わせることなどできるはずもなく。自分が子供の足ごと無理やりペダルを回すことになり、1人で漕ぐよりよっぽど疲れることに…
木製アトラクション

こいつが一番混んでた。
まぁ良くある木製の複合遊具だ。
フィッシャーズになり切った子供たちが落ちそうになりながら必死にしがみ付いているのが可愛かった。
写真遠。
吊り橋

公園側の意図は不明だが、下手な遊具より面白い。
結構揺れるし、足を滑らせれば普通に川に落ちれるのでハラハラできる。
若いお母さんがキャーキャー言いながら屁っ放り腰で渡るのを、すごく良い顔で眺めていたのは何を隠そう俺だった。そして周りにはそんなお父さんが何人かいた。みんな仲間だった。
まとめ
とにかく遊具が秀逸で、子供もまたきたいと言っていた。
と言うか帰りたくないとゴネて大変だった。いつもは昼を過ぎると疲れてしまうので帰り際にゴネる事は少ないのだが、余程楽しかったようだ。
親としても子供の運動量が増えるので優秀な遊具のある公園は非常にありがたい。
海南こどもの国…もうちょっと近ければなぁ…
以上
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