コロナでプールに行けないので、自宅のマンションのベランダにちっちゃいビニールプール(直径120cm)を広げて遊ばせた話。
親としては「このクソ暑いのに外出したくねぇ」って言う時、「外に遊びに行きたい!」とごねる子供を黙らせることも可能。
市民プールとビニールプールの比較
子育てと市民プールの相性は抜群だ。
特に夏休みの市民プールほど親の味方になってくれる存在もない。
本当は遠出したい子供も、プールなら近場でも喜んでついて来る。
しかも市民プールの料金は一人数百円程度。親入れても千円ちょっと。
帰った後の子供は遊び疲れて大人しくしてくれる。
午前中しっかり遊んで、午後は家でゆっくり本が読める。(スマホいじれる)
その市民プールが使えない・・・
てゆーかそもそも外出できないんだけど。
これを全て解決してくれる存在、それがビニールプールだ。
市民プールに比べると、確かに運動量は少ないけど、色んなメリットがある。
- 1000〜2000円くらいで買えば、その後のコストがほとんどかからない。
- 人混みと無縁。てか市民プール混みすぎ…
- 安全。溺れたり、迷子になったりの心配なし!
- 移動時間ゼロ。
- 衛生的。特に水がきれい(子供ってプールの水飲んでる)。
運動量については、小学生くらいになると物足りないと思う。
でも幼稚園までなら、ぶっちゃけそんな変わらないと思ってる。
だって市民プールでも基本親の周りでチャプチャプしてるだけだから…
マンションでプール遊びをする時の注意点
残念ながらウチはマンションなのでビニールプールはベランダで広げるしかない。
でもビニールプールは「庭付き一戸建て」だけの特権ではない。やってみると意外にできるってことを知ってほしい。
確かにダイナミックに遊ばせることはできないし、お隣さんには特に気を使う。
でも実は、”狭さ” は思ったより問題じゃない。
やってみると意外に広げられるし、120cmもあれば子供は十分楽しそうだ。(子供って狭いところが好きだし)
マンションでのプール遊びにおける注意点は以下だ。
- 外な上に、はしゃぎ声がでかくなるので、騒音になる。
- 片付ける時、抜いた水が大量に流れ出てお隣さんのベランダへ流れ込む。
- 水を貯めるのが面倒。
これらについて後述していく。
外な上に、はしゃぎ声がでかくなるので、騒音になる問題
まず騒音については、もう ある程度覚悟するしかない。
「はしゃぐな!」と言って、子供が大人しくなるのはせいぜい数秒だ。
そもそもはしゃいでいる子供に親の声は届かないし、逆に親の怒鳴り声のほうがうるさくなる。
それにはしゃぎ声が大きくなってしまうのは、何よりも楽しんでる証拠だ。
でもお隣さんにとってはそんなこと関係ない。
子供がいない家庭であれば尚更だ。
もし苦情を言われたら、ここは素直に「コロナで外出を控えているものの、遊び盛りの子供たちを1日中家の中に閉じ込めるには限界がある」ことを伝えよう。
どうせ1時間くらいで飽きるし、ずっと全力ではしゃぎ続けている訳でもなく、大人しくママゴトみたいに遊んだりもしている。
マンション全体にとっても、1家庭が外出してコロナを持ち帰るよりいいじゃなかろうか…
子持ちの親のエゴかもしれないが、子供のはしゃぎ声ってそもそも騒音なのか。
(静まりかえった老人ホームに、子供を連れて行った時に響く笑い声を、うるさいと思うご高齢者はいらっしゃるだろうか…)
もちろん程度によると思うので、毎日、何時間も、音量MAXで来られたら、流石に温厚なご老体もブチギレるだろう。
なので、毎日は控えて、時間も1時間くらいで切り上げ、大人しく遊べるような水遊び用のおもちゃを用意して、お隣さんに配慮しながら楽しんではどうだろう。
片付ける時、抜いた水が大量に流れ出てお隣さんのベランダへ流れ込む問題
これは心配しすぎと思われるかもしれないが、
晴れた日にはベランダの床面に何かと干している人がいるので、注意が必要と言うこと。
例えば、ウチで言うと、お風呂の珪藻土マットや観賞用植物なんかをベランダに出したりする。
それらがもし濡れるとちょっと嫌だと思う。
そして、ビニールプールの水は相当な量があり、一気に抜こうとすると絶対広範囲が水浸しになる。
自分の部屋のベランダなら気にしないが、お隣さんのベランダには何があるかわからないので、少しずつ抜いた方が無難だ。
晴れた日にふとベランダを見たら、床面が水浸しだったらビックリするだろう。
お隣さんを無駄に驚かせないためにも、水の抜き方を気をつけよう。
水を貯めるのが面倒 問題
今回伝えたいのは実はここである。
ベランダに水道がついてない場合、ほとんどのマンションはキッチンからダイニングやリビングを通ってプールに水を張る必要がある。
ウチでは過去にバケツリレーで水を張ったことがあるが、めちゃくそ時間がかかる上に途中でこぼしたりするのでお勧めできない。
そこでホースをホームセンターで購入することになると思うが、
一緒に買うべき必需品がある。
それがこの「サイフォン式の灯油ポンプ」だ。

もうこれがないとウチでプールはできない。
やり方はこうだ。
- キッチンや洗面や風呂場に水を貯める(デカ目の容器推奨)。
- 「灯油ポンプ」の片足を水に浸ける。
- もう片足をホースにつなぐ。
- ホースの反対をプールに突っ込む。
- 「灯油ポンプ」をシュポシュポして、水がプールに届いたら放置!
これで我が家のプール水張り問題は一気に解決した。
とう言うか、「灯油ポンプ」ってすごいよくできてて、子供心のくすぐり方もえげつない。
サイフォン効果は見ててめっちゃ面白いし、不思議なので絶対子供のおもちゃになるはず。
後100年は、今の形状のままだと思う。
うちの灯油ポンプの住処はお風呂場になっていて、毎日子供たちに遊ばれている。
しかもこの灯油ポンプ、お値段は100円以下(カインズホーム)。
マンションでプール遊びをしなかったとしても買った方がいい。
そう、つまりこの記事で言いたかったことはプールのことではない。
「一家に1個、灯油ポンプ!」と言うことだ。
ちなみにウチに灯油を使う機械はない。
【参考】お勧めビニールプール
もうビニールプール売り場には絶対置いてあると思うが、「空気を入れる必要がない」ビニールプールがお勧めだ。
壁の部分がプラスチックでできていて、水を貯めると自立する。
空気を入れる必要も、抜く必要もないので本当に助かる。
若干、破れ易いところがあるので扱いには要注意。
ウチも1個目が1シーズンで破れたが、あまりの便利さに同じ商品を買い直し、
3シーズン目に突入したが問題なく使えている。
もし破れてもまた同じ商品を買うと思う。
まとめ
- 一家に1個、灯油ポンプ!
以上
コメント